スクールアイドルの卒業式

 

 

 
ああやっぱり楽しいな〜スクールアイドゥ!!

 

ですが、これで本当に最後ですわ!!
 

 

だから伝えよう!!私たちの想いを!!
 

 

「劇場版 ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」での1シーン。

 

 

 

 

Saint Snowの「Believe again」が披露された後、Aqoursの「Brightest Melody」までに紡がれたこの会話。

 

どれもAqoursの3年生、つまりは卒業生たちの言葉です。

 
ここのシーン初めの頃はそうでもなかったんですけど見返す度に好きになっていったんですよ。

 

TV本編だと3年生たちは割と大人な立ち位置だったから寂しくてもぐっとこらえることが多かったかなと思います。

 

しかしこれはどうでしょうか。

 

歳相応といいますか別れを悲しむ、けれども今を全力で楽しもうとしてるではないですか。

 

それが愛おしてくて愛おしてくてたまらないです。

 

今回はあの決勝戦で歌われた曲について触れていこうかと思います。

 

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夢が叶う場所
 

聖良さんと果南ちゃんたちの共通点といえば「スクールアイドル」という点とやはり「卒業生」という点でしょうか。

 

それぞれの学校の卒業式を終え互いの進路へ進む前のちょっとしたお休み、春休み。

 

その準備期間に問題が生まれました。

 

果南ちゃんたちがいなくなった後もAqours続けることに決めた千歌ちゃんたち。

 

しかし新しいAqoursを見つけようとするも中々前に進めません。

 
そこから聖良さんに1度卒業した3年生たちと話し合うべきだと言われ彼女たちの元へと向かいます。

 

そして果南ちゃんと再会し

「新しいAqoursは千歌たちが見つけるしかない。」

 

ただ「気持ちはずっと一緒だよ」という想いを千歌ちゃんは受け取りました。

 

こうして1つの道を見つけた千歌ちゃんたちですが遠い北の地では悩みを抱える仲間がいました。

 

理亞ちゃんです。

 

彼女は姉さまといた時と同じものを作らなければとラブライブ予選で失敗してしまった時の後悔を残し続けていました。

 

再出発したいのに中々前に進めない、そんな彼女を見兼ねた聖良さんは果南ちゃんたちに連絡を取ります。

 

内容は理亞ちゃんをAqoursに入れてくれないか?というものです。

 

その旨を千歌ちゃんたちに伝えるのですが

ルビィちゃんはよしとしません。

 

理亞ちゃんはSaint Snowを終わらせて次に進む。

 

それはAqoursに入るというものではない。

 

彼女は2期の函館の時点で感じていました。

 

大切な人が自分の側からいなくなっても思いは消えない。

 

絶対に消えないんだと。

 

そして彼女たちは動き出します。。

 

理亞ちゃんが前に進むために、彼女が叶えたくてどうしても叶わなかった夢を叶えるために。

 

それがあの「Believe again」と「Brightest Melody」が披露されたステージでした。

 

 

約束の歌
 

  • 終わりは悲しいけどまた何かの始まりに繋がってる。

 

  • 思い出はキラキラ輝きながら自分たちの心の中でずっと残ってる。

 

という想いがこの曲たちから感じられます。

 

果南ちゃんたちから千歌ちゃんたちへ、

 

千歌ちゃんたちから果南ちゃんたちへの気持ちの送り合いだなと思いました。

 

そして「Next SPARKLING!!」では歌っていましたがこれ以降果南ちゃんたちは千歌ちゃんたちのステージを見送って旅立ちます。

 

そしてふと考えました。あの場所で行われラブライブ勝戦は別の意味もあるのでは?と。

 

それは「スクールアイドルの卒業式」の側面もある気がします。

 

高校生としての卒業式はTV本編で終えましたがスクールアイドルの方はまだ終わってない。

 

それまでの時間をいかに過ごすかでどのくらい終わりが切なくなるかが変わってきます。

 

彼女たちの3年間は順風満帆にはいかなかったかもしれないけどあの土地での出会いに、そして今に精一杯感謝したい。

 

出会えて良かったなと。

 

Believe again 全てを抱きしめながら

 

Believe again また始まるんだ

 

自分の可能性を信じられなかった妹へ。

 

もう一度前に進める、進んでね?と。

 

Ah! どこへ行っても忘れないよ

 

Brightest Melody

 

小さい頃から隣にいたもう1人の姉がいなくなって道が分からなくなった彼女へ。

 

「ずっと一緒だよ」と世界一優しい約束。

 

Ah!どこへ行っても忘れないよ

 

Brightest Melody

 

歌うたびに生まれ変わるみたいで

 

Ah!いつまでもいたい

 

みんなの想いはきっとひとつだよ

 

 

旅立つ4人の心からの願い、想い。

 

それを受けて…7人のスクールアイドルの想いを一心に込めたものが

 

きっと…

 

だと思います。

 

みんなの想いはきっとひとつだよと。

 

終わらせてまた始める。

 

終わりが来ても思い出が優しく包み、次に踏み出す勇気をくれます。

 

そのための卒業式なのかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

「Over The Next Rainbow」

 

劇版本編では歌われず、CDのみに収録されたこの曲。

 

 

なんてあっという間に過ぎていくのだろう

 

立ち止まることもできない季節は

 

今日も(去って) 今日が(去って)

 

前を向くしかない

 

決して戻れないね

 

今度は卒業生4人で想いを伝えてます。

 

気持ちが静かに、けれど激しくどんどんどんどんどんどん脈を打つのが速くなって

 

聖良さんの伸びやかな歌声で少し落ち着いて最後の最後に

 

 

Go Next!!

 

 

先程までとは逆。

 

今度は理亞ちゃんが聖良さんたちの背中を押してるように自分は聴こえました。

 

この曲を聴いてると気持ちが切なくなるのですがこの「Go Next!!」のおかげで自然と前に、1歩進みたくなります。

 

虹の先に想いを託して彼女たちはまた遠くに、どこかでまた再会するのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

終わりに

 

ついに明日はみんなが待ちに待った5thライブ。

 

どの曲が聴きたい、どんなことが起きるんだろうかと期待に胸が膨らみます。

 

劇場版の文脈をなぞる感じに曲が披露されるとするなら

 

「Believe again」→「Brightest Melody」の流れは外せませんよね。

 

終わった後余韻に浸っている時にそういやこんなこと考えてたやついたなと少しでも思い出して貰えたら、気持ちを共有できたら嬉しいです。

 

 

それと個人的になのですが

「Over The Next Rainbow」は歌詞を画面に表示してみんなで歌いです。

 

上手くは言えないのですがその方がなんかお祝いしてる気分に浸れます。

 

今回は何も書かずにライブに参加するつもりでしたが

 

「#終わらない夢見よう」

 

このタグにめちゃくちゃ心惹かれた結果がこの記事です。

 

ぶろっくさん、ありがとうございます。

 

天気は…あまりよくないみたいですがあの3曲の時は保護者面で見守っていこうかなとか考えてます。

 

明日は…よろしくお願いします。

 

 

 

 

だから伝えよう。私たちの想いを。

 

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