お礼に対するお礼〜いっぱい叫んだって足りない〜
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive!〜Sailing to the Sunshine〜
明日です。
ついに明日待ちに待ったドーム公演です。
いかがお過ごしてでしょうか?
ドームライブを最高のものにするために各々が出来ることをして最終調整に入っているかと思われます。
アニメを見返したり、曲を聴いたり、ライブの円盤を見るなどで気持ちを高めてるのではないでしょうか?
私も精神を研磨しようと思いとあることをしています。
「Thank you, FRIENDS!!/No.10」に収録されているドラマパートを聴き返しています。
今回は少し、そのドラマパートの話をさせてください。
①全力キャンプ!沼津市営球場
②極限サバイブ!鮎壺の滝
③渾身アタック!大竜宮城
これがこのCDに収録されているドラマパート。
今回はパート③「渾身アタック!大竜宮城」の話をさせてください。
東京ドームでのライブが決まったAqours。
今回のドラマパートではそれに向けて特訓をするというお話になってます。
球場というまあ東京ドームでの公演だしギリギリ分からなくはないなというものから滝というまったく関係ない場所で特訓を重ねてきた面々。
球場で魔球、魔打球、魔守備。滝では山篭りの心得を。
毎度このドラマパートを聴いてると話の流れがカオス、登場人物の何人かの頭がおかしい(褒めてる)という感想が浮かんできます。
「あぁ、今回も同じ感じか」と安心しきってゲラゲラ笑ってた私に襲いかかってきたのがこの3つ目のパート。
最後は海でしめると宣言した千歌ちゃん。
海の特訓といえば?とメンバーに質問をします。
そして次の瞬間、花丸ちゃんが千歌ちゃんにハリセンでしばかれるもとい、まるまるされます。
これが特訓だと2人は言います。
この特訓の意味とは?
ちなみに「ドーム」と「海」が関係しているそうです。
さらには「まるまるされてる花丸ちゃん」ことにこそ意味があると言います。
どのCDに収録されているドラマパートにも思うのですが今回は特に今の人類には難解すぎるストーリーだなあ…そう思ってしばらく聴いていると…
Aqours→浦島太郎
東京ドーム→竜宮城
ファン→亀
ということが分かりました。
浦島太郎は助けた亀に連れられて竜宮城へ行きますよね?
浦島太郎は乙姫様からもてなしを受けますよね?
そこで受けるのは乙姫様からの"お礼"。
(ダイヤ)つまりこれはお礼なんですわ!!
(曜)お礼って?
(ダイヤ)ドームへ連れてきてもらったのはこれまで応援してくれたみなさんからの、いわばお礼なんです。
(梨子)お礼?
(ダイヤ)そうです。浦島太郎が亀に竜宮城へ連れて行ってもらうように私達は応援してくれたみなさんの力でドームへ連れて行ってもらうんです。
(曜・梨子)…あ!?
(ダイヤ)だから、わたくしたちもそれに応えなければなりません。連れてきてもらったことをただ喜ぶのではなくこちらからも感謝の気持ちを、精一杯のAqoursをみせなければならないのですわ。
(梨子)そういうつもりで浦島太郎なんて…
(千歌)亀を助けるのはきっと私たちがしてきたことで救われたっていうひとたちがいるってことかな?ってそんな大袈裟じゃなくても楽しい気持ちになった。落ち込んでたのが明るくなったとか。
(花丸)そして、そんな大勢の人たちの感謝の気持ちにのってまるたちは竜宮城もといドームに行けるっていうわけズラ。
(梨子)私たちみんなで踊る、最高のライブを魅せることが「お礼に対するお礼」。ドームで私たちがしなくちゃならないことなんだね。
あぁ…これが「NO.10」なのかな…
「出会いをくれたから今があるんだね」
「感謝しかないけれど伝えきれないんだ」
「全身使って語ろう君も仲間だよ」
キャラの方の、あちら側のAqoursもこちら側つまり声優さんたちのAqoursと同じ思いでいてくれたんだ。
なんだか無性に嬉しくなり、胸が熱くなりました。
いやいやいつも元気をもらってるのはこっちだしあなたたちに会えなかった未来なんて考えられないんですよ。
Aqoursがいたから今の自分がいて、そして今仲良くさせてもらってるひとたちと出会えたのもAqoursがいたおかげでなんです。
自分の人生に彩りを加えてくれたのはラブライブ!サンシャイン!!でありAqoursなんです。
それまでの人生が楽しくなかった、退屈だったとはまったく思いませんが明らかに人生の彩度みたいなものが高くなった気がします。
今を全力で楽しんで頑張り未来へと進んでいく彼女達の姿を見ていると「自分も頑張らねば」と心の火が灯ります。
「心が繋がる喜びを知ったよ」
千歌ちゃんたちもそう思ってくれていたんだ。
そうして千歌ちゃんたちからのありがとうをこうやって聴けるのは伊波さんたちのおかげでもあるわけで…
なんというかその倍、いやそれ以上に嬉しいんです。
上手く言葉にはできないんですけど…
千歌ちゃんたちと伊波さんたちには感謝してもしきれないんですよね。
そうして話がまとまりかけたところに千歌ちゃんが取り出したのは浦島太郎でお馴染みの玉手箱。
誰が開けるという話になって梨子ちゃんが自分で名乗りを上げました。
(梨子)こっちにきてね浦島太郎みたいにいろいろなことがあったっていうかだから逆に浦島太郎みたいになりたくないなって
(曜)それって?
(梨子)帰りたくないんだここにくるまえに
そんな嫌なことがあったっていうことじゃなくていまここにいることが一番好きっていうか…
住み慣れた街を離れ知らない土地に引っ越すし学校が変わる。
私は今まで転校というものを経験したことがありませんが正直不安なことだらけだと思います。
しかし彼女はそこでかけがえのない仲間に出会いいま、ここがいちばんすきといえるまでになりました。
そして玉手箱の中には…
(梨子)ケーキ…
(千歌)そのとおり!!
(梨子)千歌ちゃん…
(千歌)ケーキ屋グランマさんで特別に作ってもらったドーム公演みんなでがんばろうケーキです!!
なんと今回の特訓はこの全部このためのふりだったようです。
(千歌)喜んでくれた?りこちゃん?
(梨子)…ないよ…
(千歌)え?
(梨子)こんなの…ないから…
(千歌)…梨子ちゃん…
(曜)あのー怒ってる?
(梨子)ぐすっ…
(ルビィ)泣いてる?
(梨子)…なかったから…
(善子)だから、何がないって?
(梨子)こういうのきっと、こっちにこなかったら体験できなかったと思うから
(曜)それって…
(梨子)よかった。竜宮城、じゃなくて沼津にこれて"みんな"と会えてよかった。応援してくれる人達と出会えてよかったって。
(千歌)わたし分かってたよ。りこちゃんがそういう子だって。だからここまでやってこれたって。ここまで、みんなでやってこれたって。
こっちは「Thank you, FRIENDS!!」でしょうか?
千歌ちゃんたちと伊波さんたちを繋いでくれた歌。
初めて聴いた時は強い歌詞と心に刺さるメロディに圧倒されて単純に「ありがとう」という気持ちしかありませんでした。
しかし、今では彼女達を繋ぐ、虹の橋になってくれた歌なのだと改めて教えてもらいました。
Twitterやブログでそのことを教えてもらえました。
Aqoursに出会わなかったら絶対にこの考えにたどり着いた人に出会えなかった。
そういう出会いにもずっとずっと感謝していきたい。
言葉を送るとするならば「ありがとう」より
「おめでとう」の方が適切なのかもしれませんね。
どっちも言いますけどね。
大好きだったピアノが弾けなかったあの頃も、こうして沼津で千歌ちゃんたちと出会い救われて梨子ちゃんの明日が創られました。
アニメを振り返ってみると彼女達のいろいろなことが走馬灯のように駆け抜けていってあの頃の時間はとてもかけがえのないものだったなと振り返っては思います。
「人生には時々びっくりなプレゼントがあるみたいだ」
辛かったあの時期も今思えばここにたどり着くために必要なことであったんだなと。
あそこで立ち止まってたら絶対にたどりつけなかった。
走り続けたからこそ今にたどり着き梨子ちゃん、みんなは明日を掴みました。
心の底から言わせてください。
「梨子ちゃん、千歌ちゃんたちに会えてよかったね。おめでとう、そしてありがとう。」
"お礼に対するお礼"
彼女たちがそう思ってくれてるように私たちも同じようなことを感じています。
堂々巡りな気はしますがなんて素敵なんでしょうか。
みんな大好きだ。
パフォーマンスという全力のお礼をぶつけてくるAqoursにこちらも全力のお礼、応援という形で返していきたい。
力が漲ります。
魂が燃えてきます。
心の灯火、いや最早マグマみたいなものが迸ってきそうです。
そして毎回奇想天外なAqoursを描いて私たちを楽しませ、彼女たちの知らなかった一面を見せてくれる子安秀明さんにお礼を言って終わりたいと思います。
ありがとうございます。
4thライブ、喉が枯れるまで叫ぶぞ。腕が上がらなくなるまでブレードを振るぞ。いっぱいいっぱい想いを伝えるぞ。
みなさん、全力で楽しみましょうね。
(千歌)みんな!!りこちゃんの想いに、応援してくれるみんなの想いに全力で応えよう!!!
ドーム公演、頑張るぞー!!
(全員)うぉおーーー!!!